お年寄りや妊婦、体の不自由な方には席を譲るべきだとされています。この考え方には賛成です。
私も、電車では結構席を譲る方だと思います。
少し前の阪急電車がそうでしたが、「全席優先席」という気持ちで電車に乗ります。だから、空いていれば優先席にも遠慮なく座ります。
そうして、席を譲ったほうがよさそうな方が乗ってきたら、できるだけお譲りするようにしています。
でも「よかったら、どうぞ」とすすめるそのときに、結構な確率で「いえ、結構です」と言われます。
私も立ち上がった以上は引き下がらずに、「ま、もう私も降りますから、どうぞ」と言います(まだ5駅くらいあったりするのですが)。そうすると、たいていの方は座ってくれます。
若者が座席を譲らない、という現象があります。
混雑しているときに、目の前でお年寄りや妊婦さんなどが青い顔をして立っていても、知らんふりでスマホに興じている、という光景は、頻繁に目にされると思います。
傍目に見ていてもあまり気持ちのいいものではない。少なくとも、私はもどかしく感じるし、腹立たしく思うことも多い。
しかし、それは、「席を譲ったら、年寄り扱いしてると思われて、失礼なのではないだろうか」
「断られたら恥ずかしい」という心理も大いにあるのではないかと推測します。
「別にいいのに」、「どうぞお気遣いなく」と思うかもしれません。
立たせてしまって申し訳ないなという気持ちもあるでしょう。
でも、席を譲られたらすかさず「ありがとう」と言ってサッと座ってしまうのが、お互いにとって一番気持ちいいのではないでしょうか。
その点、大阪のおばちゃんは楽です。
今朝、満員電車で座っていました。すると、ご高齢と思われる方が乗ってきたので、「座りませんか?」と声をかけました。
「あー、兄ちゃんありがとね。婆ちゃんやからしんどいねん。ハハハ」と、あっけらかんとしています。
大阪のおばちゃんのこういうところが好きです。