最近では診療に「不妊治療」を掲げる治療院が多くなってきました。

 

当院でも、不妊治療を主に担当する副院長のもとに、多くの患者さんがお見えになっています。(当院の治療を経て出産にいたった患者さん

 

鍼灸師は、一般の医療とは異なる視点で治療を行うわけですが、通常の医療で何が行われているのかを知らないことには治療になりません。型を知らなければ、型を出ることはできません。 当院でも、不妊治療学会等の研究会に積極的に参加しています。

 

そこで今日は、不妊治療を行う鍼灸師さんに向けのおすすめ書籍を紹介したいと思います。

 

 

 

生殖医療ポケットマニュアル』という、新書サイズの書籍です。

現在生殖医療の現場で実践されている最新の治療内容と技術が簡潔にまとめられており、われわれ鍼灸師が大いに参考にするべき情報が満載されています。

 

ちなみに、「不妊治療」ではなく、「生殖医療」と題されています。本書の「序」によると、本書執筆者から体外受精をはじめとする先端的な不妊治療を生殖補助医療と呼称したいとのはたらきかけがあったためだということです。

「不妊治療」には、「あくまでも自然の生殖過程、いわゆる体内における受精を再現する医療手段」という含みがあるようで、技術革新にともなって従来の呼称がなじまなくなってきたという経緯が紹介されていました。

 

当院では、体質の改善によって妊娠しやすい体をつくり、体力的な負担に負けない健康づくりを目的として不妊治療を行っています。これは多くのクリニックで行われている体外受精をはじめとする「生殖医療」と衝突するものではなく、相互に補完的な関係をなすものです。

 

赤ちゃんを産み、そして母子ともに健康な体で育てていくところまでを見据えて、健康づくりに貢献する。当院はそんな鍼灸治療を志しています。