定期的に体のメンテナンスにいらっしゃる患者さん、南天はり灸治療院で一番古株の方だ。

 

私の父親くらいの年齢なのだが、いつもビシッとした格好で、ファッションがとにかく決まっている。

アパレル関係の企業を経営されているので、当然といえば当然なのだけれど。毎回、今度はどんな服を着てこられるのかなと楽しみにしている。

 

お洒落という概念とは程遠い生き方をしてきた私(某ファストファッションブランドで買った烏骨鶏の絵のシャツを最高にカッコいいと思ってヨレヨレになるまで着ていた)にもビシビシ伝わってくる格好良さ。この方を見ていると、ちょっとは良い服を着てみたくなってくる。

 

商工会議所にも表彰されるくらいの立派な会社を持っているのに、飲食業に進出して、東京と神戸を行ったりきたり。

最近は新しい外国語の勉強も始めたとのこと。びっしり書き込んだ教科書も見せてもらった。

 

 

南天はり灸治療院の一番の自慢は、素敵な患者さん(こういう言い方が適切なのかどうかはわからないけれど…)が集まってくること。

別に患者さんを選り好みしているわけではないけれど、本当に素晴らしい方がたくさんいらっしゃるのだ。

 

私にとって、治療の時間とはそんな素敵な方々から直接学ぶことのできる贅沢な時間でもある。

この仕事に就いて、本当に良かったと思う。

 

明日はどんな人に出会えるだろうか。