11月の初めに行われた反応点治療研究会の合宿では、疾患ごとのグループ討論が行われました。

私は、そのうちの一つ、自律神経失調症について話をしていました。

「自律神経が失調」と言うと、もはやとっかかりもなにもなくなってしまいます。

自律神経が本当に「失調」すれば、心臓も胃も動かなくなります。

皮膚上に現れる反応のひとつひとつを確かめていけば、不調のサインを発している臓器、器官を知ることができます。

それは、耳(平衡感覚)であったり、ノドの炎症であったり、肝臓の不調であったりします。

このような不調のサインを「反応点」と呼び、はり灸治療によって一つずつ、解消させていきます。

患者さんの口から、難しそうな病名が告げられたときにも、慌てることなく、ひとつひとつの問題を解決していくことで、元の生活に戻る後押しをする。そのような治療なのです。