当院では、めまいや痛みの疾患で来院された方であっても、お腹を見せて頂いています。
(もちろん、痛みが深刻な場合はそちらを優先します)

拝見していつも感じるのは、お腹が良い状態にある人は少ないな、ということです。

胃腸には、毎日毎日ひっきりなしに食べ物や飲み物が注ぎ込まれてきます。

それを撹拌して、こねて、栄養分を吸収して、そのかすを排出するわけですが、

数時間の間、それをとどめておかなければなりません。

当然ながら、胃や腸は入ってくるものを選べませんので、あらゆるものを受け入れ、何とか加工しなければなりません。
食べ物は脂っぽいもの、糖分の多いもの、消化しにくいものが混じっていますし、食べ物と一緒に空気中の雑菌もたくさん入ってきます。

あまり長い時間、滞留していると、それらは胃腸を痛め、炎症をおこすきっかけになります。生ごみを捨てずに溜め込んでいるのと同じ。

解剖学の本を見れば、つるっつるのきれいなピンク色の内臓を見ることができますが、実際のお腹の中はそのような綺麗なものではないはずです。

ほとんどの方は、多かれ少なかれ胃腸にダメージを受けている。これはもう必然といえるでしょう。
胃腸は内臓といえど、厳密には体外ですので、その壁は「お肌」です。

肌荒れがあれば、内臓も当然荒れている。
内臓だけピカピカで、お肌だけ荒れる、ということは考えにくいのです。
その逆も然り。

健康づくり、美しさづくりは、良い胃腸環境づくりを抜きにしては語れません。