南天はり灸治療院は、神戸の花隈(はなくま)というところにあります。
小さなエリアなのでそれほど有名ではないかもしれません。

でも、神戸の中心地、三宮や元町にも徒歩で行くことができ、便利で静かな場所なので、とても気に入っています。
ここに治療院を構えることができてよかった。

神戸に長く住んでいる方であれば、ここが昔、高級料亭の立ち並ぶ花街だったことはご存知でしょう。
営業はもうやめてしまっていますが、近所には往時を忍ばせる建物がまだあちこちに残っています。

このあたりがどんな街だったのかをもっと詳しく知りたくて、大倉山にある神戸市立中央図書館に足を運びました。
神戸最大の図書館が徒歩圏内にあることも、花隈場所を選んだ理由です。歩いて約10分ほどで到着。

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2階の「神戸ふるさと文庫」には、神戸に関連する資料が数多く収められています。(画像は神戸市立図書館から)

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書名はずばり『花隈』。昭和46年発行なので、今から約40年前の本です。
街の移り変わり、発刊当時の様子がぎっしりと紹介されていて、
今は石垣だけが再現されている花隈城再建運動があったことなどもわかります。
今年の大河ドラマでも取り上げられている荒木村重は、最後にはこの花隈城に立てこもりました。

終わりの方に「花隈のお店プロフィル」として、料亭を始めとするお店が紹介されていますが、ざっと数えて20軒もあり、「花隈芸妓名簿」なんかも載っています。今とは大きく雰囲気の異なる街だったようです。

集めた資料や、近所を散策したときの様子なども含めて、これから少しずつ紹介していこうと思っています。