鍼灸が生まれたのは、お隣中国だと言われています。

もはや説明する必要もないくらい有名なことです。

しかし、「アイスマン」という言葉をご存知でしょうか?

1991年に、オーストリアとイタリアの国境付近で、ミイラ化した遺体が発見され、

調査の結果、約5000年前の人間であることがわかりました。5000年前というと、新石器時代です。

この遺体に、お灸をした跡があり、鍼灸のツボに相当する位置に刺青があったということです。

中国でも、鍼はもともと石でできたものだと言われていますので、アイスマンは中国で原始的な鍼治療が行われ始めた時期と同じかそれよりも早く、鍼灸治療を行っていたようです。

鍼灸の起源のひとつは中国であることに間違いはないでしょうが、刺青などをきっかけとして、ヨーロッパでも同じことが行われていたと考えられ、大変興味深いです。