不妊症の定義とは、一般に「避妊をせずに2年以上の性生活を営んでも妊娠に至らなかった場合」といわれます。

しかし、ところ変われば品変わる、ということで、別の国ではこの定義が変わってしまうことがあります。

例えば、WHO(世界保健機関)の「不妊症の定義と用語」というページ(英語)によると、臨床的には「1年以上避妊をせずに性交渉を持っているにもかかわらず、妊娠のないもの」という定義があります。

また、こちらはウィキペディアで引いた例ですが、米国では、

「35歳未満で、避妊せずに1年以上性交渉を持っているにもかかわらず、妊娠のないもの」

また、

「35歳以上で、避妊せずに半年以上性交渉を持っているにもかかわらず、妊娠のないもの」

と、年齢に応じて定義が変わっています。

妊娠という現象が年齢の影響を大きく受ける以上、そのような区別を設けることにも納得できます。

人間の体は、国や地域によってそう大きく異なることはありません。

でも、世の中にはいろいろな見方が存在しています。

すでにある程度の期間、妊娠の兆しのみられない方は、そろそろ行動を開始してみてもいいかもしれませんね。

受精→着床→妊娠

は、母体の健康状態の影響を大きく受けます。

妊娠のしやすい子宮環境をつくることはもちろんですが、患者さんご本人も「疲れにくくなった」「頭痛が軽減した」とおっしゃる方が多数おられます。

「不妊治療」というと何やら大げさに聞こえるかもしれませんが、「健康づくり」「体調管理」という気持ちで、体験してみるのもいいでしょう。