わたしは週に何回か学校で授業をしたり、セミナーで壇上に立つことも多いので、声をたくさん使います。

「語学教師はスーツを着た体育教師である」という言葉もあるくらい、語学の授業は体をよく使います。

声を出しているのはのどの奥にある「声帯」という部位です。

声のケアというと、「のど飴を舐める」とか、「加湿器を使う」といった、粘膜の状態を良好に保つことに意識が向きがちですが、実際に声を出す際には、上半身の筋肉が広く連携して動く必要があります。

空気の出し入れをするのは当然「肺」ですが、肺には筋肉が存在しないので、横隔膜など、肋骨まわりの筋肉が動くことによって伸び縮みします。

胸部の筋肉

首まわりの筋肉

 

当然、筋肉のはたらく効率が悪くなれば、呼吸の効率も悪くなります。

わたしたちの体というのは、しょっちゅう筋肉のトラブルを起こしています。

身の回り、そしてあなた自身が「痛み」のトラブルにしょっちゅう見舞われていることが、その証拠です。

したがって、スムーズに、よい声を充分に出すためには、のど〜胸にかけて存在する筋肉の緊張を取り除いてやる必要があります。

じっさいに、そのあたりに鍼を使って治療すると、呼吸が楽になる感じを覚えます。

それは呼吸に関与している筋肉がリラックスし、大きく伸び縮みできるようになっているからです。

ですから、鍼灸は歌をうたう人や、教師、スポーツインストラクターなど、声をたくさん使う方に非常に合った治療法なのです。

肩こりもなくなりますし、風邪もひきにくくなりますからね!

わたしもそろそろ新学期が始まりますので、充分に声の状態を整えて臨むつもりです。

 

 

 

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