花隈町の一帯には、かつて花隈城というお城がありました。

織田信長が中国攻めの拠点とすべく、配下の荒木村重(あらき むらしげ)という武将に築かせたといわれています。

いまでは石垣が再現され、近隣住民には「花隈公園」として親しまれています。

なぜか駐車場になっています。

石垣の上の公園内には碑が立てられています。

  

天守閣は別の場所にあったようで、当院のすぐそばにある福徳寺というお寺の門前に、「花隈城天守閣之趾」という碑があります。

荒木村重はいまの阪神地区一帯にあたる摂津の国を治め、信長の重用を受けていましたが、突如として反旗を翻します。

謀反の理由は謎のまま…

結局謀反は失敗し、妻子や一族は皆殺しに遭いますが、村重だけは生き延びて後に茶人となり、豊臣秀吉に仕えました。

なかなかしたたかなやつですね。

この顛末は2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』でも描かれましたので、覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

ただし、花隈城はドラマ内でも本編終了後の「官兵衛紀行」でも取り上げられることはなく、わたしたちは悔し涙を流したのでした…