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中心性漿液性網脈絡膜症(中心性網膜症)

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中心性漿液性網脈絡膜症(中心性網膜症)とは

網膜の中心にある「黄斑」という部位の近くで液体が漏れて水ぶくれができ、視界がゆがんだり、暗くなったり、視力が落ちたりしてしまう病気です。

液体が漏れだしているという点で、仕組みとしては、「むくみ」と同じです。

中年男性に多く、身体的、精神的ストレスが原因になるともいわれています。

眼底検査や光干渉断層計(OCT)で、網膜の下に液体が溜まり、網膜が浮き上がったような状態になっていることがわかります。

液体が漏れ出すのは、毛細血管が豊富に存在する脈絡膜という部位の血流が悪くなることが原因であると考えられています。

自然治癒することも多いですが、レーザー光凝固をすることもあります。

ただし、部位が黄斑に近すぎる場合はレーザー光凝固はできません。

鍼で循環を改善する

血液や水分の循環改善は鍼灸の得意分野です。

鍼を打つことによって、水分の代謝がスムーズになり、目の奥底で溜まった水が排出されていくと考えられます。

鍼が血液循環を改善させることは、科学的な実験で確認されています。
Evaluation of the Effects of Acupuncture on Blood Flow in Humans with Ultrasound Color Doppler Imaging
(カラードップラーを使用した、人の血流に対する鍼の効果の検証)

この研究では、カラードップラーという超音波検査を利用して、鍼治療を受けた方の腕の動脈、眼球の周りにある毛様体という組織の動脈や網膜の動脈、腸間膜動脈の血流が統計的に有意に変化していることを示しています。

中心性網膜症の鍼治療の最新研究

Acupuncture in Medicineという雑誌(世界五大医学雑誌の一つ、BMJ, British Medical Journal(イギリス医師会雑誌)が発行)で、中心性漿液性脈絡網膜症の鍼治療の臨床研究に関する論文が掲載されておりますので、概要をご紹介いたします。

慢性の中心性漿液性脈絡網膜症に対する鍼治療
(Acupuncture for chronic central serous chorioretinopathy: a prospective case series. Liang Z, Tian C) 

  

【方法】
慢性の中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)患者9名に対し、それぞれ12回の鍼治療を実施。

自覚症状の評価は合併症、最良矯正視力、フルオレセイン漏出試験、中心窩の網膜下液によって行う。

治療終了後、OCT(optical coherence tomography ; 光干渉断層計)によって網膜下液の消失が観察されることをもって治療の成功と定義する。

【結果】
2カ月の治療後、2例で視力の改善がみられ、網膜下液の顕著な減少と、最良矯正視力が上昇した。それとは反対に、4例では顕著な変化はみられなかった。

3カ月の治療後、4例で視力の改善と網膜下液の消失が認められたが、2例では変化がみられなかった。

治療前と比較して、2カ月で視力の改善を感じた患者は33%、3カ月では67%となった。治療による大きな副作用はなかった。

【結論】
鍼治療は中心性漿液性脈絡網膜症患者の補助的治療として、有効である可能性がある。

しかし、今回の試験は少数のサンプルによるものであり、無治療の対照群を設定していない。

鍼治療の有効性を示すには、ランダム化比較試験の実施が求められる。

 

中心性漿液性脈絡網膜症の鍼治療はまだまだ研究の進んでいない分野ですが、当院の症例でも多くの方が改善されております。

この論文では治療回数が3カ月間で12回に設定されていますので、大体週に1回の治療を行ったということでしょう。治療の目安としてご参考にしてください。

これからも当院のサイトで最新の研究を紹介していきますので、打つ手がないと諦める前に、鍼灸の可能性も知っていただきたいと思っています。

眼科医も認める効果

数年間にわたって改善がみられなかった中心性網膜症が、当院での鍼灸治療で改善しています。

眼科医からも「治療効果については網膜断層写真で明確になっている」との評価がありました。

眼科クリニックからの紹介で、同じ疾患の方が当院を受診されています。

患者さんの声をご紹介します

元々左眼に中心性網膜症が発症し慢性化していた患者さんですが、右眼にも症状が出始めたため、当院を受診されました。

治療開始から約1カ月(3回)で、眼科で検査をしたところ、左右の眼底にあった水ぶくれが改善しました。

現在も状態は良好です。

ローラー鍼を使ったセルフケアにも積極的に取り組んで頂いていますので、比較的早期に改善をみることができました。

中心性網膜症 | 患者さんの声

患者さんの声をご紹介

詳しくはこちらをご覧ください。
その他の患者さんご自身の声はこちらをご覧ください。

中心性漿液性網脈絡膜症(中心性網膜症)の鍼灸治療Q&A

Q.どのような治療をするのでしょうか?

A.皮膚上に出現する反応点(いわゆるツボ)を探し、鍼やローラー鍼による刺激を与えていきます。

 

Q.目の鍼治療というと痛いイメージがありますが…

A.痛くありません。眼球に直接打つのではなく、ターゲットは目の周囲の「皮膚」です。

鍼は浅く(2〜3ミリ程度)打ちますので、目を傷つけることはない、きわめて安全な治療法です。

 

Q.治療器具はどのようなものを使用していますか?

A.鍼は国内メーカー製のディスポーザブル(使い捨て)のものを使用しています。治療効果をより高いものにするため、ご自宅でのセルフケア用の治療器具も用意しております。詳しくはこちらをご覧下さい。

 

Q.中心性網膜症以外にも目の病気があります。一緒に診てもらえますか?

A.もちろんです。当院では、緑内障ドライアイ・眼精疲労・老眼・仮性近視、糖尿病性網膜症、原因不明の痛みなど、様々な眼科疾患に対応しています。

(2017年2月24日 更新)

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